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アリストと2JZ-GTEに関するまとめブログ

タービン/Turbine_HKS

HKS TURBINE

最新設計のCHRAとHKSオリジナルハウジングを融合させた「GT IIIタービン」、各エンジンの特性を考慮し、さらなるパワーとレスポンスを追求するHKSオリジナル設計の「GT IIタービン」など様々なステージに対応するHKSタービン。

HKSタービンは、従来のHKSのターボと比較して、小径でありながら大風量を過給できるターボです。ターボハウジングはステンレス鋼製でVバンドタイプであり、ビッグシングルを使用するサーキット周回走行にもお勧めです。ベアリングはボールベアリングを使用しており、サージング対策とスムーズな吸気の吸い込みを両立するために、GTIII-5R、4Rデザインのベルマウス形状とT51Rタイプの循環通路組み合わせたアルミ削り出しポーテッドシュラウドが備わっています。コンプレッサハウジングの表面処理には、高耐食性マットブラックコーティング処理が施され、経年変化によるアルミの腐食を防止します。また、シャンパンゴールドのアルマイト仕上げのポーテッドシュラウドと合わせて外観を統一しています。

高耐食性マットブラックコーティング処理は、コンプレッサハウジングの外観を腐食から守るための処理であり、複合サイクルによる腐食促進試験で240時間後も鋳肌表面に目立った腐食が見られない実力を持っています。ベルマウス形状ポーテッドシュラウドは、従来のポーテッドシュラウドに比べて、吸気の循環通路を穴で成形することで、入口径が広く、サクションパイプから段差なく吸気を吸い込めるようになっています。また、吸気音が聞こえやすくなっています。ただし、ポーテッド機能有り、無しはGTIII-4R、5Rによって選択できます。HKS GT IIIタービン

 

GTIIIタービン

近年、燃費改善と排ガス規制の強化が進む中で、ターボチャージャーの重要性が高まっています。そのため、高効率タービンを作るための加工技術も進化しています。このGTⅢタービンでは、最新技術を使ったMHI社製CHRAを採用しています。インペラーは削り出しで、低空気流領域でも高過給化を実現し、サージングを起こすことがありません。

また、HKSは長年にわたって蓄積したターボエンジンのノウハウを活かし、ハウジングに改良を加え、タービン効率の向上とサージングに対するマージンの拡大を実現しました。

最高の羽根と最適なハウジングの組み合わせは、車両に搭載した時に実感できます。このGTⅢタービンはオーソドックスなフローティングメタルタイプのタービンですが、高効率化により、ボールベアリングタイプに匹敵するレスポンスが得られます。これにより、新しい感覚を味わうことができます。HKS GTIIIタービン

 

GTIIシンメトリーシリーズ

HKSの「GT II シンメトリーシリーズ」は、左右対称のシンメトリックなレイアウトを採用したターボキットです。80年代のF1で圧倒的な強さを誇ったHONDA RA168Eエンジンも、左右対称のシンメトリックなレイアウトを採用していました。このレイアウトは、V型エンジン水平対向エンジンにとって理想的なものと言えます。しかし、ターボメーカーが作るターボの99%は右回転タイプのもので、左回転のものはごく僅かな特殊な車種に限られています。そのため、理想的なシンメトリックなレイアウトのツインターボを作ることはほぼ不可能でした。しかし、HKSは自社でターボを開発・製造することにより、シンメトリックツインターボを完成させました。すでにR35GT-R用のGTフルタービンキットにて世界中のR35ユーザーから高い評価を受けており、このシンメトリックツインターボを汎用本体として発売しました。さらに、V型エンジン水平対向エンジンにも使用できるよう、オプションパーツとしてタービン側入口&出口のフランジとガスケットを商品設定いたしました。HKS GTIIシンメトリーシリーズ

 

T51R BBタービン

従来型に比べ抵抗の少ないボールベアリング軸受けを使用している為,最大過給圧に至るまでの時間を11%短縮しているだけでなく,中間の過渡特性も大幅に向上。平野タイヤ商会