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アリストと2JZ-GTEに関するまとめブログ

タービン/Turbine_ターボチャージャー

ターボとは?

「ターボ」とは車のエンジンに圧縮空気を送り込むための装置であり、「ターボチャージャー」とも呼ばれます。排気側と吸気側につながったタービンを利用して空気を圧縮し、エンジンに送り込むことで車の出力を上げることができます。ただし、圧縮された空気は温度が上昇するため、異常燃焼や出力低下などの問題が発生する可能性があります。そこで、ターボ車には「インタークーラー」という冷却装置が装備されており、タービンとエンジンの間に配置されています。インタークーラーは、圧縮された空気を冷却して、吸気温度の上昇を防止する役割を果たします。

ターボチャージャーは、概ね4つの部品で構成されます。タービン(空気を圧縮する装置)、インタークーラー(圧縮した空気を冷やす装置)、パイピング(タービンとインタークーラーをつなぐためのパイプ)、ブローオフバルブ(高くなった圧力を逃がす・逆流を防ぎタービンを保護する装置)です。

ターボは車に搭載する装置の一つです。なんとなく名称を聞いたことはあるが、詳しくは知らないという方のために、ターボの概要やメリット・デメリット、ほかの装置との違いなどについて解説します。ターボの意味だけでなく、ターボ車にご興味のある方もぜひご覧ください。GAZOO

 

ターボチャージャーは、大きく分けてタービンとコンプレッサ、それらを同軸上で支持するベアリング部から構成されます。ターボチャージャーは高温下(約900度)で高速回転(約20万回転/分)している精密部品です。ターボチャージャーを構成する部品には、高品質な素材と高い加工精度・バランスが求められ、一つでも欠けると必要とされる性能が発揮されないだけではなく、最悪の場合はエンジンの故障にもつながります。ターボチャージャー構造図_IHI

 

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