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アリストと2JZ-GTEに関するまとめブログ

JZS161_アリスト記事_06

アリストに乗る20歳のカーライフ

僕がアリストを選んだ理由の1つに、3000ccのツインターボエンジンというのがあったんです。スープラと同じエンジンだから、速いだろうなと思いました。実際、アクセル踏めば力強い加速をしてくれて速かったんですけど… GAZOO編集部

 

JZエンジンのクルマをこよなく愛する スープラ JZA80

JZエンジンのクルマをこよなく愛する スープラ(JZA80)「両親はクルマにまったく興味がなかったのですが、叔父がスプリンター(TE70)やヴィヴィオ(RX-RA)、ソアラ(JZZ30)に乗っていたりとクルマ好きで、よくその横に乗せてもらっていました。そして、中学校の頃からチューニングカー雑誌『Option』を読んでいるうちに、耐久性が高いというトヨタの1JZか2JZを搭載したクルマが欲しいと思うようになったんです」

マークⅡやチェイサー、クレスタをはじめ、スープラソアラ、アリストなど1990年代に登場したトヨタのスポーツ系車種に搭載されたJZ型エンジン。パワーアップへの対応力や耐久性の高さなどから、いまだに国内はもちろん海外でも高い知名度を誇る名機だ。 現在、JZA80スープラとJZX100チェイサーの2台を所有しているという鹿児島県在住の福元政博さん(40才)も、そんなJZエンジンをこよなく愛するオーナーのひとり。GAZOO編集部

 

トヨタ・アリスト…日本生まれのビッグセダン

1991年に登場した、高級ハイパフォーマンス4ドアセダン。プラットフォームは同時にデビューした初代クラウンマジェスタと共通だが、マジェスタのボディーがピラードハードトップであるのに対して、こちらはプレスドアを持つ4ドアセダン。スタイリングは、ジウジアーロ率いるイタルデザインの原案をトヨタが発展させ、まとめたものだった。

エンジンは3リッター直6で、230psを発生する自然吸気版と、それに2ウェイツインターボを備えた280ps仕様の2種。トランスミッションは4段ATで、駆動方式は当初FRのみだったが、後に4WDを追加。92年にはセルシオ用の4リッターV8と4WDを組み合わせた仕様も加えられた。サスペンションは4輪ダブルウイッシュボーンで、上級グレードはピエゾTEMS(電子制御サスペンション)も装備した。

アリストのほかにはスープラにしか積まれなかったツインターボ版は、圧倒的な加速力を誇った。高級セダンらしからぬ強烈な速さで人気を博した、初代日産・シーマに対するトヨタの回答ともいえるモデルであり、既存の国産高級車にはなかった、欧州調のスタイリッシュないでたちと相まって、クラウンとは異なる新たなユーザー層を開拓した。北米ではレクサスGSとして販売されたが、ツインターボ版はラインナップされず、自然吸気版のみだった。ガズー編集部