自動車のマフラーは、エンジンの燃焼によって起きた爆発音を吸音し、静音する役目を担っています。また、排気ガスをテールパイプから外に排出する役目があります。マフラーは、法令で必ず装着をすることが定められており(除くEV)、公道を走る自動車には必須の部品です。
自動車のマフラーの構造とは?
マフラーは、排気パイプの終端部付近に設置され、ひとつのマフラーでは十分に消音できない場合には、左右に分けたり、パイプの途中にプリマフラー(サブマフラー)を設け、2段階に消音を行うこともあります。その構造には、ストレート式、多段式、可変式の3つがあります。
ストレート式マフラー
多数の小さな穴の開いたパイプが、マフラーのケースを貫通した構造です。ケースのなかには吸音材が詰められています。排気効率の良いスポーツマフラーに多く見られます。
多段式マフラー
現在のマフラーの主流で、多室マフラーとも呼ばれ、いくつものパイプとバッフルプレートという仕切り板が組み合わさった構造です。排気ガスは、これらのパイプを通過して、バッフルプレートで仕切られた部屋を移動することで、圧力が低減され、排気音量が下がります。
可変式マフラー
マフラー内部の構造が固定でなく、排気の通り道を変えることで音や圧力をコントロールしたり、排気管内の圧力が強まると経路を変えたりして、音量や音質を変える構造です。
直管80Φマフラー+ATS vs 車検対応75Φ(ストレート構造)
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APEX vs HKS 車検対応マフラー対決 2 音質&クオリティー&パワー対応性編
お詫びと訂正 HKSスーパーターボマフラー口径詳細